岩手までビューンと行ってきました。

romeo mamma

2013年10月11日 22:37

めずらしく何も予定のなかった9月30日・10月1日の2日間のお休み

急に思い立って、気になっていた岩手に行ってきました


長距離運転はあんまり得意ではないし、2日間を有効に使う為、仕事が終わってから準備して、秋田の岩城の道の駅までGO

そう この子と一緒に道の駅で車中泊





















助手席を倒して平らにして、段ボールを敷いて、キャンプの時敷くシートを敷いて、寝袋で寝ました。

窓は風呂敷やら布で、外から見えないように隠します。
まるで秘密基地みたい

岩城はお風呂もある大きな道の駅なので、朝チェックしたら同じような車がトラックも入れると20台くらいいましたよ。

何もすることないので、早く寝て、夜明けとともに準備して出発しました。


母ちゃん、しっかり運転しろよ! by ロミオ





















予定より早く出発できたので、ちょこっと寄り道。友達の中では有名な雫石の「松ぽっくり」さんで念願のソフトクリーム





















ぶちゃいくだよロミオそのお顔、少しあげるからね~

食べたのはミルクとカボチャのソフトクリーム めちゃうま でした。





















今回は時間の余裕がありませんでしたが、次は湿疹によく効くと有名な国見温泉でゆっくりお風呂に入りたいなぁ~
雫石も素敵な所、ここのどこかのペンションにも泊まりたいなぁ~


今回どうしても行きたかったのは、ここ善助屋食堂





















ここのドンコというお魚を唐揚げにしたドンコ丼が食べたかったのです。

隣の席の旅の人が「ドンコって椎茸だよね」って話してたので、思わず「魚ですよ~」って知ったかぶりして教えてあげました。

美味かった





















田老は3.11で町のほとんどが津波でもっていかれました。
高台にグリーンピア三陸という施設があったので、そこのグランドとかに町の仮設をまとめて作ることができました。
仮設の商店も3棟あって、善助屋食堂さんもここで営業しています。
3年後には公営のアパートができ、その次の年には土地を求めて家を建てる人達も新しい場所に移転できる事になるらしいです。
善助屋食堂さんは、営業場所は前の近くで、住居は津波の心配のない高台にしたい希望なのですが、両方は難しいらしいです。


善助屋食堂の笑顔の秋子さんとロミオ

早く、心安らぐ生活が戻ってくれることを祈るばかりです。





















次に田老から大船渡に向かいました。


日本海側は海沿いをずっと走って行くことができるけれど、海と山が接近しているリアス海岸の三陸はそれができません。

山を登ったり下ったり、それが延々と続きます。

津波で浸水したエリアは数百メートル毎に「過去の津波到着、ここより手前○○m、ここから先○○m」と表札が沢山立っていました。

津波が到達しなかった高台の斜面のあちこちで、沢山の方々が木を伐採して作業しておりました。
ひょっとしたら、住宅地にするための整地しているのかな?
でも、この斜面、大雨が降っても大丈夫かな?

色々な所を車越しに見ながら、色々な事を考えながら運転してきました。



大船渡到着

仮設住宅から始めてNPOを立ち上げた 絆プロジェクト三陸代表の佐藤健さんにちょこっと会ってきました。
久しぶりなのに覚えていてくれた!
忙しい佐藤健さん、会えてよかった。

佐藤健さんと同級生に新沼暁之という人がいます。
被災地エリアの無灯火のエリアなどに太陽光発電などを取り付けたり頑張っているのですが、先日の埼玉での竜巻の時はいち早く飛んで行き、大雨の後は京都に・・・本当に頭が下がります。
なにもできない私。ほんの少しですが気持ちを預けてきました。


















1年以上も訪れる事ができなかった三陸。

今回は駆け足だったけど、次は山田のおばちゃんにも、大槻のたまぞうにも会いたいな。

往復800キロ。 頑張って走りました。 花丸

運転は緊張したし疲れたけれど、それ以上に気になっていた所に行く事ができて、心が少しゆっくりしました

また絶対行くからね。忘れないからね

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