地元でできる復興支援

romeo mamma

2012年11月15日 16:28


2012年11月11日

生涯学習施設「里仁館」主催の

東日本大震災を忘れない!
   庄内じもとで応援隊 里山から応援しよう!


                         に参加してきました


宮城県の松島では牡蠣養殖が盛んで、その養殖棚は竹で作られています。



しかし震災で養殖棚は流され

   流された棚を回収しても全然足らず

     さらに今まで竹を購入していた先は福島・茨城・宮城・・・購入不可

       今年は猛暑で牡蠣が育たず養殖した半数がダメになり

          さらに1本500円の竹購入資金も厳しく・・・



そんな話を聞いた「ひらた里山の会」が地元から竹を送ろうと
10月から500本を目標に作業を始めていたのです。



何をするかと言うと

力のある男性は、切った竹の運搬作業のお手伝い。




















すべて人力です。 
切ったばかりの竹には枝葉が沢山ついているので、とても重いです。




















私達は笹枝払い。 1本の棒にしていきます。 
運動不足の私にとっては、これも結構重労働です。 
でも小学生の子供たちも同じようにお手伝いしておりました。偉いなぁ~




















棚の場所によって寸法が違います。


 


















このようにサイズ別に仕訳されておりました。




















積み込み作業は本職さんがされておりました。




















牡蠣養殖棚に使用できない所はカットして、炭にして土壌改良剤にしたり色々なことに利用するそうです。




















ひらた里山の会さんから、里山の会の活動と課題のお話もお伺いしました。


昔は山も手入れがされていて、無駄なく木材を使っていたのでとても山がきれいだった事。
最近は山が荒れてしまったとの事。


出来ることから始めようと、さまざまな活動をされている事が、今回の復興支援にも結び付き、凄いと思いました。


こんな活動が、昔の美しい自然を取り戻し、さらに新しい産業や雇用が生まれたら素晴らしいのではないかな、と感じました。



気持ちはあっても、なかなか震災したエリアに行っての支援活動もできなかったので、今回のように地元で、短時間でも、さらに女性でも子供でも誰でもできる復興支援に出会えて私は嬉しかったです

何に使われたのか?使われてないのか?わからない募金より、色々なことが見えるので応援のしがいがあります。



   目標の500本まで、あと少し!



11月18日(日)と25日(日)にも竹林作業ボランティア(作業時間9時~11時まで)を募集中だそうです。

平田でだったら、そのくらいの時間なら、参加してみたいな、と思われた方は下記にご連絡お願いします。


特定非営利法人 ひらた里山の会(担当 佐藤さん)
TEL&FAX 0234-52-3046 
E-mail tadatomo@maroom.plala.or.jp

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